バイクの交通事故で左足くるぶしの剥離骨折。サラリーマン男性の体験談。

骨折の話

バイクの交通事故で左足くるぶしの剥離骨折。サラリーマン男性の体験談。

現在45歳男性会社員です。

骨折したのは忘れもしない27歳の6月30日でした。
ちなみにその日はボーナス日ということもありちょっと浮かれていたようです。

折れたのは左足の内側のくるぶしで剥離骨折と呼ばれるものでした。折れたのは気が付きませんでしたが、出血がひどく、靴下はおろか靴から血が滴るほどで傷みもありましたが、自分で歩いて救急車に乗りました。

骨折した経緯についてですが、いつもの様にバイクで通勤していた際に、いつもの通い慣れた裏通りを400ccのバイクで走っていました。因みに東京都世田谷区と言うこともあり、住宅がたくさんある地域の裏通りでした。

スピードは50キロ程度でそんなに出していたとは思いませんでしたが、何やら側道から車のバンパーが見え、出てくることは何となく分かりました。しかし、その側道側は一時停止の標識があるところでしたので、”一時停止してくれる”と思ったのが大間違いでした。スピードはそのままで減速していませんでしたので、一時停止しない車が目の前に出てきた瞬間にフルブレーキ。しかし、もう車までの距離は10メートルを切っており、とても間に合うはずがありません。次の瞬間バイクの左側面に車が突っ込み、そのままバイクごと道路に投げ出されてしまいました。

体は投げ出され数メートルほど飛ばされ道路に叩きつけられました。幸い頭や体のどこかを打ったりはしなかったので、意識ははっきりしており、何が起きたのかはすぐに理解できましたが、足がとても痛かったのだけは覚えています。どうやらバイクの側面に当たった際に足がバイクと車のバンパーに挟まったようで足首から出血していました。なお、地面に叩きつけられた際に、膝から落ちたようでジーンズには穴が開いて、膝をすりむいていました。因みにこの時は出血が酷かったのを覚えており、靴を脱ぐと血がポタポタと垂れていました。どうやら足首の血管を切ったらしく、血が止まりませんでした。救急車がには歩いて乗ることができたので、”血管を切った程度だから大したこと無くてよかったな”と楽観視していました。

しかし、病院に到着し診察が始まると、まずは足首のキズは深く血管2本切断しており、10針ほど縫うう羽目に。止血が出来たところでレントゲンを撮ってみると、予想に反して医者からは”折れてるね”の一言が。しかも完全にポッキリと折れているのではなく、くるぶしが欠けている状態、いわゆる剥離骨折と呼ばれるものでした。

医者に言わせるとこのタイプは治りが遅いらしく全治5週間で重傷と診断されました。なお、この時ちょっと手違いがあり、麻酔をしてから縫合をするのが普通だと思いますが、何を思ったのか、医者がボケていたのか分かりませんが、傷口にいきなり消毒液を掛けた時のあの痛みは忘れられません。正直”意識が遠のくとはこのことか”と思いましたが、骨折も初めての体験でしたので、ちょっとビックリしました。

さて、入院初日ですが夜中に麻酔が切れ、ズキズキと痛み結局朝まで寝れませんでした。しかもギプスで固められ、松葉杖を突いての歩行でしたので、トイレに行くにも、食事を取りに行くのも、普段に何気なくしている行動が出来ず、もどかしく感じました。食事は相部屋の方々が運んでくれたのでラッキーでした。

入院は結局2週間でしたが、その病院での出来事で印象に残ったのをお話ししたいと思います。その病院は世田谷の北の方にあり、榎本加奈子が出ていたテレビドラマのロケにも使われたところでした。建ててからかなり古く数十年は経っていたと聞いていますが、その病院は”出るらしい”とうわさの所でした。看護師さんもやはり怖いらしく、夜の巡回に一緒について行くことも時々ありました。

でも自分が霊感が無いらしいので結局見れませんでしたが、霊感の強い人に言わせると、救急病院ですので亡くなる方が結構いるらしく、何体か自縛霊がいるらしいです。

ラッキーだった話としては、夜巡回に付き添った看護師さんや事務の女性と仲良くなり退院してから合コンできたことです。結局付き合うまでは行きませんでしたが、楽しかった思い出です。

因みに事故についてはバイクの修理代と入院通院に掛かる費用、仕事に行けなかった期間の休業補償は向こうの過失が100%ということもあり、1円も払わずに済みました。というより最初はこちらの過失が10%と言われていましたが、こちらは骨折までしているのに納得がいかず、相手の会社に松葉づえをついて乗り込み、半ば強引に100%にしました。

ちょっとヤクザのようなやり方でしたが、見舞いにも来なかったことを考えると妥当だったと思っています。慰謝料相当として50万円ほどお金も入ってきたので、痛い思いはしたものの得した気分でした。ちょっと当たり屋の気持ちが分かったような。