格闘技のスパーリングで人差し指を剥離骨折。全治3ヶ月で手術までした18歳男性の経験談。

骨折の話

格闘技のスパーリングで人差し指を剥離骨折。全治3ヶ月で手術までした18歳男性の経験談。

私が18歳のときに骨折した話です。

格闘技で正拳突き

当時、格闘技を習っていたのですが、とのときたまたまグローブを付けないでスパーリングをしてしまい、私の拳と相手の頭蓋骨がもろにあたり、拳を骨折してしまいました。スパーリングの経験自体も浅かったのもあり、人間の頭蓋骨がこれほど固いものだとも知らなかったための失敗です。スパーリング中は興奮し、アドレナリンも出ているので、おそらく、一発目で折れてたであろう拳だったのですが、数発パンチを当ててからやっと拳の違和感に気が付きました。

スパーリングが終わって、拳が腫れてものすごく痛くなっていました。しかし、骨折自体初めての経験だったので、まだ、これが骨折だとは気づきませんでした。その日の夜は、拳の痛みで一日中寝れなかったです。

そして、次の日整形外科へ行きました。その時の拳の状態は、1ミリ動かしただけで激痛が走り、2倍ほどに膨れ上がっていました。レントゲンを撮り、そこで初めて骨折していることがわかりました。右の拳ですが、ちょうど、人差し指の付け根の骨がはがれている、剥離骨折というものでした。処置は、人差し指を力いっぱいまげて、それを固定するというものでした。その曲げる行為が、めちゃくちゃ痛かったのを今でも覚えております。そして、右の人差し指をまげてギブスをしたままの状態で約2ヶ月間経ちました。右手は、包帯とギブスをまいていますので、当然、洗うことができません。顔を近づけると、かなり臭かったのを覚えています。そして、2ヶ月後に、曲げた指を戻し、今度はまっすぐにして固定させました。

全治3カ月だったので、利き手である右手が使えないのは結構不自由な生活でしたが、その間、左手によるお箸の持ち方、字の書き方なども覚え、車の運転さえも左手だけでこなしていました。

そして、3ヶ月後にギブスが取れたのですが、まったく右の人差し指が動かないことに驚きました。3ヶ月もまったく動かさないでいると、こうも筋肉が衰えてしまうのかということを知りました。動かない右人差し指を動かすために、作業療法士のもと、リハビリを約1ヶ月間続けました。指の動きは2週間もすると、だいたいは良くなってきたのですが、結局、1年たっても、元の関節の可動域には届かず、不自然な拳の形になってしまいました。完治後、1年しても、指の関節を動かすたびに痛みが走り、なんだか、関節の中に石でも入っているかのようなゴロゴロとした違和感がありました。そして、その違和感がどうしても気になったので、別の大きな総合病院で手術をしてもらうことになりました。手術は、指の関節の中に、折れた骨の欠片があり、それを取り除くことに成功しました。

手術自体も初めての経験だったのですが、私の場合、手術中とにかく尿意が我慢できなかったです。点滴のせいなのか、わずか1時間の手術で2回も看護婦さんに尿瓶で尿を処理してもらいました。しかも、めちゃくちゃ出ると思ったのに、いざ出そうとしても、仰向けの態勢だと尿はなかなか出ないものなのです。かなり恥ずかしかったです。そんな経験の後、無事手術は終わったのですが、結局、若干の痛みは消えたものの、元の拳の形には戻りませんでした。関節の可動域も狭まってしまい、指の長さも縮みました。さらに、人差し指を動かすたびに、違和感と若干の関節の痛みもあります。しかし、もうこれ以上医者に診てもらう気はありません。自分の中では、この右手と一生付き合っていくものだと決めています。

ちなみに、このの骨折の最初の処置は約2~3万円ほどかかり、さらに後の手術費用が3~4万円ほどかかりました。特に保険も入っておらず、骨折のおかげでバイトも休まなくてはいけなかったので、金銭的には大打撃でした。