ヒールの高いサンダルでこけて第5中足骨基部骨折。20代専業主婦の体験談。

骨折の話

ヒールの高いサンダルでこけて第5中足骨基部骨折。20代専業主婦の体験談。

22歳の時に人生で初めて骨折をしました。

場所は右足で「第5中足骨基部骨折」という診断でした。どうやって骨折したのかというと、デザインがかなり好みで少し歩きにくいとは感じていたけれど、お気に入りのサンダルを買いました。その日に初めて仕事に履いていこうと決め、朝から出勤しようとしたら、家を出てすぐの階段で踏み外したような感じになり、軽くこけてしまいました。そのサンダルはヒールが8㎝となかなか高さがあって、こけたときは結構ぐにゃっと右足をくじくようになったと思います。

こけてくじいてすぐには痛みはなく、むしろ

「あ、、、くじいてしまった。」

程度でした。私はいつも出勤するときは時間に余裕もって出勤するほうではなかったため、早く仕事に行かないとと思い、少しぎこちない歩きかたで、とりあえず仕事場に向かいました。車で5分くらいと家から近いのですが、車に乗ってすぐ、だんだんとくじいた部分が痛くなってくるのを感じました。私は病院で働く技師だったため、そのまま仕事にむかって、もし痛みが増して来たらそのまま自分の病院に診てもらえればいいや~くらいに思っていました。職場に車を止めて歩こうとするとさらに痛みが増してきて、歩くことが苦痛なくらいになっていました。捻挫かなと思いながら着替えて職場につくと、結構な激痛に変わっていました。上司に事情を説明して、朝一で整形外科にかかることになりました。

診察で状況を説明して靴下を脱ぐと、くじいた部分が変色していていました。先生が

「骨折している可能性がある。まず、レントゲンを撮りましょう」

と言ってきたときは、少しびっくりしました。それから激痛が続く中、レントゲンを撮りまた診察に戻ると、やはり骨折という診断でした。自分は骨折することはないと思って生きてきたので、くじいたごときで、、、とショックを受けました。とりあえず、骨折した足はギプスに変えたほうがいいということだったので、その日からギプスの生活が始まりました、処方されるのはシップと鎮痛剤で、こんなんで大丈夫なのかなと不安はありました。最初、捻挫かなと勝手に思っていたのですが、尋常じゃない痛みがあったのでまさかとは思っていました。それから自分の部署に戻るととても心配され、後輩からは、無理せずあまり動き回らなくていいです。と優しい言葉をもらいました。1週間に1回程度の定期的なレントゲンで経過を見るといわれたので、特に手術の必要はなく、自然治癒を待つようでした。

手術がないだけ少しはほっとしました。ですが、無理して歩いたりするのは極力避けてほしいといわれたので、仕事も今までどおりはできず、家に帰ってもほとんどゴロゴロしていました。1週間ほどは痛みと闘っていたのを覚えています。それから2回目の診察で全治約3か月と言われました。ギプス代や診療費が意外に高く、社会人になったばかりの私には出費が痛かったです。それからは痛みが少しずつ落ち着いてきて、定期的にレントゲンで様子を見る…という流れで過ごしていきました。職場では、立ち仕事と座っての仕事と半々でしたが、座ってできることをしばらく主にしていいと上司からも言われ、申し訳ないとは思いながらも、少し得した気分になりました。レントゲンを定期的に撮っていたので、そこの方たちからも心配され、それを機にいろんな職種との会話も増えるようになって嬉しかったです。それから順調に日が過ぎていき、骨折から2か月ほどたって7回目くらいの診察の時に完治の診断を受け、ようやくギプスの生活から逃れることができました。

思ったより1か月近く早く治ったので先生もびっくりしていたし、私自身も嬉しかったです。とくにリハビリの必要はいらないとは言われたけど、反対の足がかばうように歩いてきたから、これからはまっすぐ今までのように歩くように心がけてくださいといわれたので、それだけは気をつけて過ごしました。あれから5年がたって現在27歳になり専業主婦をしていますが、今となっては思い出のひとつです。ですが、二度と骨折したくないとは思いました。