ダンスの着地で、左足小指の第5中足骨骨折。30代営業マンの体験談。

骨折の話

ダンスの着地で、左足小指の第5中足骨骨折。30代営業マンの体験談。

現在31歳の会社員です。

29歳の時に趣味のダンスのレッスン中に、ジャンプしてターンして着地みたいな振りでジャンプの着地時にバランス崩して左足をグギっと挫いてしまいました。あまりの衝撃とこれまでない歩けない痛さに、そのまま匍匐前進のような形で、レッスンを抜けて休憩しました。全身に電気の走るような痛みで驚いたものの、すぐにものすごい腫れと熱をもったものの、ただのジャンプだったので、激しい捻挫かなと思い、その日は歩いて帰宅しました。

本当に10歩歩いては休憩みたいにしか、歩けなかったものの、何とか歩けたのでその日は家で冷やして湿布をして様子見です。しかし次の日腫れはますますひどく、像のような足になっており、痛みも変わらず次の日仕事で営業の外回りなのでまずいとなり、日曜にやっている近くの病院へ行きました。激しい捻挫で湿布をもらいたくて、と軽い気持ちで行ったのですが、お医者さんからまさかの一言。これ折れてますね、骨折です。

骨折どころか入院や大きな怪我をしたことのない私はまさかこんなことで、自分が骨折なんてするとは思ってもいなかったので、病院でまじか!?と普通に心の声をそのままに発してしまいました。今思うと恥ずかしいですが、それくらい簡単に折れたのです。折れたのは左足の小指の骨を繋いでる骨で第5中足骨骨折です。サッカー選手やダンサーがよくやる骨折らしく、大半は添え木で様子見、松葉杖だけど自然治癒とのことでしたが、私は稀に見る折れた骨が離れてしまっている剥離というもので、手術以外は方法がないとのこと。

初めての骨折、手術、入院のトリプルに混乱ですが、とりあえずそこは日曜の外来みたいなもので冷やしてぐるぐる巻きに固定され、応急処置だけされて、翌日大きな病院にと紹介状を頂き、初の車椅子で帰宅。親にはまぁ怒られましたが、すぐに会社に連絡して入院の目処がついたら連絡しますとお休みしました。この時はすぐパパッと手術して帰れるくらいに思っていましたが、骨折で手術というのはなかなかのことらしく、完全に甘い考えでした。

月曜病院に行き、すぐにその日に手術に伴う検査を流作業で受けることに、そして明日から入院しましょうと一度準備に帰されます。手術はそれから2日後にすぐ出来ることになり、これまたすぐ帰れそうと嬉しく思いましたが、手術後が如何に大変で長いかこの後思い知ります。準備に帰り何がいるかわからないものの、悲しく荷造りをして入院です。大部屋で高齢者が多く挨拶やらそんな雰囲気もなくあくまで寝るしかないなとの部屋ですが、逆に今思えば気を使わず良かったかもしれません。入院してすぐ晩御飯だったのですが、病気ではないのでハンバーグといったまぁ普通に有り難い食事で安心です。ただこれが手術前最後の食事でその後は水しか飲めなかったです。

そうして体も整え、いざ手術ですが、麻酔を打たれたらすぐ記憶なし、目覚めたらトイレの行きたさと激痛です。私は麻酔が合わないらしく、切れてもなかなか動かず、でもトイレに行きたく何時間もこの状況で膀胱破裂するかもとの寸前まで行きました。自力で麻酔のせいでトイレにいけないけど溜まってしまい、本当にこの激痛が惨めだし辛いしで大変でした。その後一週間安静のため入院、お風呂にも入れないので一週間タオルで体を拭くのみの夏はこれまたしんどいです。

入院はたったの一週間でしたが、その後松葉杖生活は二ヶ月です。車椅子に慣れていたので松葉杖が本当にストレスでイライラして周りに当たってしまう程でした。骨折の辛さは松葉杖とリハビリに尽きると今なら言えます。松葉杖の辛さは死ぬほどありますが、まず長く歩けない、進めない、扉も手がふさがり開けられないし、買い物もできない。ちょっとの段差もエレベーターまでの謎の遠回りも、エスカレーターの点検中も地獄です。そして足より手と腕が痛くて筋肉痛、それを超えると足は細くなるのに腕が筋肉で太くパンパンになります。毎日毎時間ダンベル持ってるようなもんだからだと思います。こんな辛い思いをして骨のくっつき具合で、片松葉や少しづつ体重かけてのリハビリが行われます。

二足歩行に戻れたのは恐らく三ヶ月くらいかと思います。その時には嫌いだった松葉杖が相棒となっているので少し謎に寂しくなるほどです。痛みも足だけではなく様々な所にあり、松葉杖になれたと思ったら片松葉のリハビリと常に大変で二度と骨折したくないと思いましたが、唯一保険と会社の福利厚生で入院費負担などがあり、自費は10万程度で収まりとてもそこは助かりました。とはいえ、骨折した側の足は1年経った今でもたまに痛みますし、筋力も完全ではないので、やっぱり骨折しないことにこしたことはないと思います。