バスケットの練習中に肋骨を骨折。顧問を恐れて病院に行けなかった話。

骨折の話

バスケットの練習中に肋骨を骨折。顧問を恐れて病院に行けなかった話。

現在私は26歳の学生です。

骨折したときは確か16歳の高校生だったときです。そのときに骨折したのは右の肋骨1本です。当時、バスケ部に所属していて練習をしていたました。バスケ経験者なら分かるでしょうが、スクリーンアウトといって、味方が攻撃しやすいようにディフェンスを体の正面で止めるという作戦があります。私がいつものようにそれをしたとき、相手の肘が思いっきり私の胸に入りました。かなり痛くて少しかがんだと思います。けれども少しすると痛みは和らいで、その日は練習をそのまましました。

その日の夜、寝る前くらいに痛みが気になり始めました。軽い打ち身だろうとしか思わずにそのまま寝ました。次の日学校で授業も受けました。しかし、痛みはそのままです。我慢できないほどではないと思い、そのままバスケの練習に向かいました。ところが、練習の最初のフットワークの時間に、息が上がってゼエゼエなり始めると痛みがひどくなりました。呼吸で胸腔の圧力が上がるタイミングでひどい痛みが走ります。このとき、私は休みたかったのですが、所属していたバスケ部が非常に厳しい部活だったので、休みたいと言えずにそのまま耐えて練習しました。家に帰って落ち着いても、痛みは明らかに昨日より増しています。痛くて寝れるか分からないくらいでした。普通なら次の日に病院に行くのでしょう。でも、前述の通り、厳しい部活だったので休みたいと顧問に言えば体調管理がなってないと怒鳴られ、小一時間説教を食らうことは目に見えていたので、結局次の日もそのまま学校に行き、部活の練習もこなしました。その日の夜、いよいよ横になれません。寝れません。もうこれはダメだと思い、あきらめて次の日に病院に行きました。

レントゲンをとると、肋骨が一本折れていました。そのとき先生に、

「なんでそのまま我慢してたの。きれいに折れてるからよかったけれど、これがずれてて、練習したときに何かしらの衝撃で肺に刺さったらもっと大変なことになってたよ。病院にも行かせてくれない顧問がいるんだったら私が一言言ってあげるよ。」

と言われました。顧問の件は丁重にお断りしましたが、とにかく肋骨が折れているとのこと。最初の衝撃で折れたのでしょうが、その後何日か練習をして胸腔圧を上げて肋骨に負荷をかけてしまったせいで、炎症がひどくなって痛みが激しくなってしまったのだろうということでした。とはいっても、これといった治療はなく、基本的に保存療法。そのまま安静にしているように言われました。痛み止めももらって、最初だけ飲みました。当然、練習は休み。報告を顧問のもとにしに行ったときは、今回は事故のようなものだからとお咎めなし。よかった。骨折の経過のほうはというと、最初のうちは日常生活にもやや支障が出ていました。横になるのも痛かったし、かがむのも痛い。

くしゃみや咳は最悪でした。一番初めにくしゃみをしたときは痛くてのたうちまわってました。その後は、くしゃみや咳が出そうになると出すまでの時間を作り、覚悟を決めてから最小限の被害になるようにがんばってしてました。2週間も経つと痛みはだいぶ引いてきて、このとき1回レントゲンを撮りましたが、順調にきれいにくっついてきているとのこと。接触がないような運動だったらしても大丈夫と言われました。つまり走りこみです。走りたくなかったのでしませんでしたが。そしてさらに2週間、計1ヵ月後に骨はくっついたから大丈夫と言われました。部活へも無事に復活。

保険金がどうなっていたのかは高校生だったから分かりませんが、そういえば母親が洗濯機を買い換えていたので、もしかしたら自分の保険金じゃなかったのかと今では思います。けどまあ私は私で部活を1ヶ月休めてリフレッシュできたのでよかったです。最初の痛みの時点で病院に行けばよかったとの後悔は残りましたが。