リハビリテーション医学

リハビリテーション科とは. 運動機能障害及び精神障害などの障害者を対象として、医学的リハビリテーションを実施する診療科です。

>リハビリテーションとは?

リハビリの定義は、Wikipediaでは、こう書かれています。

リハビリテーションの語源はラテン語で、re(再び)+ habilis(適した)、すなわち「再び適した状態になること」[2] 「本来あるべき状態への回復」などの意味を持つ。また、猿人と原人の中間に意味するホモ・ハビリス(homo habilis、「器用なヒト」)が、道具を使い人間にふさわしいという意味でも用いられ、適応、有能、役立つ、生きるなどの意味も含有し、リハビリテーションの語源ともいわれている。他に「権利の回復、復権」「犯罪者の社会復帰」などからの意味合いがある。なお、ヨーロッパにおいては「教会からの破門を取り消され、復権すること」も意味している。このように欧米ではリハビリテーションという言葉は非常に広い意味で用いられている。

Wikipediaでの定義

リハビリテーションというと、「怪我や病気の回復後に行う」というイメージがあると思います。
広い意味では、「リハビリテーション」とは、ラテン語のre(再び) – habilis(適した)に由来し、「なにかの理由で能力低下、機能低下した状態から改善するように、働きかけること」を指します。

これには一度失った権利を回復することをあらわす「復権」といった意味を含みます。
仕事を辞めた人が社会復帰するための準備期間をリハビリと呼ぶこともありますよね。

また、単純になにかしらの作業に携わる機会を失い、元々の感覚が低下している状態から、本来の状態に近い形で作業できるようトレーニングすることもリハビリと言われます。

ということで、リハビリの目的は元に戻すことではないということです。

医療介護の世界では、「リハビリ」という言葉を使う場合、病気や怪我により動きにくくなった筋肉へ働きかけ、従来の動作ができるように近づけることを指します。

「完全に元の状態に戻すこと」が最終ゴールではなく、
「対象者の本来の生活に近づける治療やトレーニング全般」がリハビリテーションの対象であり、最終ゴールとなります。

リハビリの種類

医療・介護の現場で実施されるリハビリテーションには大きく分けて

  • 理学療法
  • 作業療法
  • 言語聴覚療法

の3つがあります。

理学療法と作業療法の一番の違いは、目的が「機能の回復」と「日常生活への訓練」の違いです。

理学療法は失われた筋肉などの機能を回復させ、温熱療法や電気治療などを併用しながら「基本機能の回復」に努めることです。

作業療法は、ある程度動作ができるようになってきた四肢などが「日常生活で必要な作業ができるように訓練を行うこと」を目的としています。
このため、各療法士が連携を行い、通院終了したときにどこまで機能を回復させるかを随時確認し対応することになります。

言語聴覚療法は、運動機能の回復ではなく、声帯や聴覚の機能回復が目的です。
癌や外傷により声帯の機能などを失った人に対し、発声を促したり嚥下の障害を軽減させるほか、聴覚障害者に対しコミュニケーション能力の向上を促します。

国家資格を有する専門家

リハビリテーションが必要と診断されると、医師の指示のもとに、その人の症状や運動機能に合わせたリハビリテーション専門の担当者と共に失われた機能の回復を目指します。

リハビリテーション専門の担当者には次のような職種があります。

理学療法士(りがくりょうほうし、英語:Physical TherapistまたはPhysio Therapist、PTと呼ばれます)

主に運動機能そのものの回復を目指し、ストレッチや筋肉トレーニングを行います。マッサージや電気治療、温熱治療などを組み合わせながら、機能が損なわれた部位に対して、寝返ったり、起き上がったり、歩いたり、といった基礎的な運動ができるようになる状態を目指します。ときには器具を活用して、もともとその人が持っていた運動機能に近づけるための様々なトレーニング方法を展開します。

作業療法士(さぎょうりょうほうし、英語: Occupational therapist、OTと呼ばれます)

作業療法士は日常的な作業を通し、心身のケアをするのが仕事です。病気やケガにかかる前に持っていた様々な作業を再びできることを目的としています。より具体的な、工芸や運動、レクレーションなども取り入れながら機能回復を図ります。また、精神疾患やうつ症状など、心の病により損なわれた機能回復も対象とするところが理学療法士との大きな違いです。多くのリハビリテーション施設では、理学療法と作業療法を連携させ、患者さま一人ひとりにあった機能回復に努めていきます。

言語聴覚士(げんごちょうかくし、英語: Speech-Language-Hearing Therapist 、STと呼ばれます)

先天性の障がいや病気、ケガなどで「聞く」「話す」「飲み込む」といった作業が困難になった人に対し、聞こえや発声のサポートを行います。
また、喉の機能回復をサポートするのも言語聴覚士の仕事です。食事をするときに「飲み込む」行為は正しく食べ物を胃に送り、栄養を摂取するためには必要な作業です。言語聴覚士はこの機能が損なわれる「嚥下障がい」に関してもサポートを行い、様々なコミュニケーションを取るための手助けをします。

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